いまもと歯科医院
歯科医師

 自覚症状が出たら、
もう遅いかも。

"大丈夫でしょ"って思ってた
過去の自分に教えたい。

デンタルリスク診断とは

デンタルリスク診断とは、レントゲン撮影や歯周精密検査などを通して

  • 現在の歯の健康状態がどうなっているのか
  • 悪い歯があった場合、なぜ今のような悪い状態になったのか
  • その歯は今後どう悪くなっていくのか

といった内容を患者様にお伝えし、将来長きにわたってご自身の歯を守っていただくためのきっかけとなるよう私が考案した、いわゆる「歯の健康診断」です。

もっと早く来れば良かった

デンタルリスク診断の目的

取り返しのつかない状態でご来院された患者様と向き合う中で、「どうすれば抜歯や神経を抜く事になる前に来ていただけるのか」を考えてきました。

  • 「もっと早く来れば良かった」
  • 「どうにかなりませんか?」
  • 「出来れば抜きたくないです」

このようにおっしゃる方をゼロにするため、可能な限り早い段階でご自身の歯の健康状態を把握し、歯に対する意識を高めていただくのが、デンタルリスク診断の大きな目的になります。

歯を失ったことで
叶わなくなった願い

歯を失う事の恐ろしさを甘く見てはいけません。

数年前に、私が高齢者施設へ訪問診療に行っていた時のお話です。

認知症を患っている患者様が、私の手を掴んで「おにぎりを食べたい」 とおっしゃるのです。

ですが、若い頃から適切な予防を行ってこなかったのもあり、それを食べることは叶いません。

他にも、「昔はすごいお肉が好きだったんですよ。死ぬまでにもう一度美味しいお肉を食べたい。」

とおっしゃる患者様がいらっしゃったのですが、その方も今入っている入れ歯では噛めないので、お肉を食べる事は叶いません。

「インプラントをすれば噛めるのでは?」

残念ながらそれも叶いません。ご高齢になってくるとインプラントを埋入するための骨も足りなくなるので、インプラント手術もできないのです。

おにぎりを食べたいと願う高齢者

歯がないと
旅行も楽しめない

こういった患者様を多く目の当たりにすると、「いかに若い頃から歯に対して投資をする事が大切か」という事を思い知らされます。

逆に、ご高齢でも歯を1本も失っていない方というのは、健康状態も良好な方が多いです。

90代になっても、待合室から診療室まで歩いて来られる患者様は、歯がきちんと残っている方です。

また、ご高齢の方同士で旅行に行くと、出先で出てきたお食事を食べられる方と食べられない方がいるそうです。

もちろん、これは若いうちから適切な予防を行なってきたかどうかの差があらわれています。

自分の年齢が若いうちは、10年以上先の事はあまり実感が湧かないかもしれません。

ですが、患者様の歯を守るのが使命である歯科医師として、私はこの大切さを訴えていきたいと考えております。

歯を失う2大原因

歯周病

1

歯ぐきが赤く腫れる

2

歯ぐきが腫れて歯磨きの時に出血することも

3

歯を支える骨が溶け始める

4

歯を支える骨がほとんど溶けて、歯が揺れだす

5

歯が抜けてしまう

むし歯

1

初めての虫歯ができる

2

削って詰め物で治療する

3

経年劣化で詰め物と歯の間に隙間ができる

4

その隙間から虫歯が発生(2次虫歯という)

5

そのわずかな隙間はブラッシング不可のため、そのまま虫歯が進行

6

虫歯が神経に到達するまでは自覚症状がほとんどないので、虫歯に気付かない

7

痛みが出て歯科医院を受診

8

神経まで虫歯が到達している事が発覚。神経を抜くか抜歯しか選択肢がなくなる

9

神経を抜いた歯は、栄養が行き渡らなくなるので脆くなる

10

何かの拍子に歯が割れて、抜歯に

定期検診に通っている方でも、②と③を数回繰り返していくと、天然歯質がどんどん失われていき、最終的には詰め物から被せ物になります。

歯周病もむし歯も自覚症状がないまま
進行するのが特徴です。

なぜ詰め物と歯の間に
隙間ができるのか?

これは、治療に使用する
接着剤と材料の特性にあります。

1
接着剤の特性

銀歯やプラスチック

合着用セメント

歯の凹凸にセメントが入り、固まることで物理的に固定

  • 見た目は隙間がないように見える
  • 実はミクロレベルでは隙間が存在
  • これが合着の特性

セラミック

接着用セメント

天然歯質とセラミックを化学的に一体化

  • 歯と詰め物の間に隙間なし
  • 化学的結合による強固な接着
  • 2次虫歯のリスクを大幅軽減

2
材料の特性(寸法安定性)

二次虫歯のリスクに影響するもう一つの大事な要素が「寸法安定性」です。
これは、材料が温度や湿度などの環境変化によって、形状や大きさが変化しにくい性質のことを指しています。

私たちのお口の中は、熱い飲み物を飲んだり、アイスを食べたりなど温度変化が非常に激しい環境なので、これが材料の経年劣化のスピードに影響します。

銀歯

銀歯

寸法安定性は低いが
プラスチックより高い

プラスチック

プラスチック

寸歩安定性が低い

セラミック

セラミック

寸法安定性が一番高い

銀歯の劣化メカニズム

1

温度変化で寸法安定性が低下し応力がかかる

2

熱変形による応力で合着用セメントが劣化する

3

応力の蓄積により接着剤にひび割れが進行

4

ヒビに虫歯菌が侵入し、2次虫歯のリスクが高まる

セラミックの優位性

  • 熱膨張率が低く、温度変化に強い
  • 接着剤の劣化が起きにくい
  • 表面がツルツルで菌が付着しづらい
  • 2次虫歯を防ぐのに有効

まずは現状把握が大切

どんな材料で治療するかよりも、まずは自分の歯の健康状態をいち早く把握する事が最優先です。

ご興味をお持ちいただけた方は、一度デンタルリスク診断を受けていただく事をお勧めいたします。

デンタルリスク診断の
詳しい流れ

基本的な流れ

01

ご予約

お電話またはWebから診断のご予約

02

予約日にご来院

受付にて診察券をお渡しください

03

問診票のご記入

現在の症状や気になることをご記入

04

検査(保険診療)

3つの基本検査を実施

保険診療で行う3つの検査

パノラマレントゲン写真

お口全体の状態を一度に確認

歯周精密検査

歯周ポケットの深さをチェック

う蝕検知液染め出し

見えない虫歯を可視化

検査結果により
この後の流れが変わります

軽度の症例の方

検査結果を元に

後日治療についてご案内

基本検査の結果で十分な情報が得られた場合は、 治療計画をご提案いたします

重度の症例の方

1
精密検査を行う日程のご予約

より詳しい検査が必要と判断した場合

2
精密検査(自由診療)
  • • CT撮影
  • • セファロ撮影
  • • 模型診断
3
検査結果を元に
後日治療についてご案内

精密検査の結果を踏まえた詳細な治療計画をご提案

基本検査

所要時間:約30分
費用:約¥4,000(3割負担)
診療区分:保険診療

精密検査

所要時間:約45分
費用:¥33,000(税込)
診療区分:自由診療

重要:保険診療での検査を行なった同日に精密検査を行うことは、国のルール上混合診療になってしまうのでできません。予めご了承ください。

あなたの歯の健康状態を
把握しましょう

早期発見・早期治療で、生涯にわたって歯を守り続けるためのお手伝いをいたします

よくあるご質問

検査は痛いですか?

痛みはほとんどありません。レントゲン撮影と歯周ポケットの測定が主な検査内容です。

治療を強制されませんか?

一切強制いたしません。検査結果をお伝えし、患者様ご自身で治療方針をお決めいただけます。

どのくらい時間がかかりますか?

初回の検査は約30〜45分程度です。結果説明も含めて1時間程度を予定してください。

予約は取りやすいですか?

平日・土曜日ともに診療しております。お電話またはWebから24時間予約可能です。

院長紹介

院長 今本

院長 今本 智之

歯科医師

プロフィール

福岡歯科大学卒業

久留米大学医学部歯科口腔医療センター 助教

2018年 いまもと歯科医院 院長就任

福岡SJCD(日本臨床歯科学会)

メッセージ

当院は、前院長である父の代から地域のみなさまに親しまれてきました。 保険診療・自由診療の区別なく、患者様の利益を最優先にした治療で、患者様の歯の健康を守ってまいりますので、末永くお付き合いいただければ幸いです。

アクセス

医院名

いまもと歯科医院

所在地

〒835-0022 福岡県みやま市瀬高町文廣1540−3

電話番号

0944-63-7631

診療時間

月、火、木、金: 9:00~12:30 / 14:00~19:00
土: 9:00~13:30